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先日購入した本、今江祥智著「おいしい街と本と日本人(幻戯書房発行」にモンタンのことがたくさん書かれていて、今江氏がそれほどのファンだと知って嬉しくなった.「思いたって1冊の私家版『モンタンの微苦笑』を作った」とある.「この時は
300部作って友人に送った、さぞかし”病膏肓に入る”と呆れられたことだろう・・・・・」...

私もワープロとコピーした写真を使って粗末な本を17冊作って友達に送ったりした.
その日付は1993年11月9日.モンタンの命日である..そして今日が早くも没後11年!

北海道新聞記事モンタン 1

札幌公演でいただいたモンタンのサイン.
社会思想研究会出版部発行の「イヴ・モンタン 人と芸術」 ¥120

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先日、東京の友人から「ライヴ・イン・ジャパンコレクション」という本が送られてきた.
本著に関わった方と知り合いなので、と.

「今蘇る、伝説の来日公演!」とある.1966年~1993年に来日したミュージシャンが載っていて、著名な方々が感想を書いていられる. その中に当然モンタンも載っている.1982年10月、東京での公演について、山田太一氏が静かで控えめな調子で書いていられる.熱狂的なファンというのではなかったらしいが、かえって好感がもてる.

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イブ・モンタン今江DSCN4021

20代でファンになって、今だに評価の変わらない.

疲れた時は「こねこ」を見る.
1996年のロシア映画.
シアター・キノで上映していたが、あまりにシンプルなタイトルなので気にもとめなかったが友人が絶対あなたの見るべき映画だと教えてくれた.ほんとにすごい映画でした!
売店にビデオが並んでいたので購入し、もう何度見たことだろう。友人が来るたびにむりやり一緒に見た.

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ビデオはすっかり劣化したので最近DVDを購入..
子供が見ても大人が見ても面白い映画である.ストーリーは単純だが、猫の演技(?)がすごい.
どうやって撮影したんだろう? あまりにも自然なのである.
主人公の、猫と一緒に暮らす貧しい青年フェージンは本物の猫使いだそうだ.
低予算で作ったというが、完成度が高い.
何度見ても目頭がジーンとしてくる.

ロシア映画「こねこ」

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この写真は高山美香さん作.
椅子のカバーがボロボロなのも美香さんならではの観察眼!
あとりゑ・クレール蔵ですが現在苫小牧図書館に出張中.

高山美香こねこえはがき

ちなみに11月9日(日)13時30分から 苫小牧市立図書館美香さんのトークライブがあります.
要予約 人数制限あります.


苫小牧図書館

1952年封切りというから62年も前の映画だ..中学生時代に映画の好きな先生がいて大いに影響を受けた.
その先生はフランス映画やチャップリンの映画が好きだった.
高校生時代は、あまり勉強しないで映画ばかり見ていた.今思うとお小遣いは少ししか貰えなかったのに・・・・・.
映画は安かったのだ.

日本映画はバカにしてみなかった.なんだかスケールが小さくてご飯を食べるシーンばかり多いように思ったから.
(今もテレビドラマはその傾向があるけど).
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おかあさんDSCN3834

日本映画を観るようになったのは40代の初め頃から.
今は、中でも成瀬巳喜男が好きだ.
成瀬巳喜男

最近、BSで録画して見ていなかった成瀬監督の「おかあさん」を見た..あまりの素晴らしさに2度繰り返してみたくらいである.
田中絹代(完璧といえる演技力!)、三島雅夫、岡田英次、香川京子(清楚で綺麗、今こういったタイプの女優さんはいるかな?)・・・・・.そのほかにも、まだまだそれこそいぶし銀のような脇役たち.

紙芝居・・・・・子供の頃の懐かしい風景.小学5年の時、お父さんが紙芝居屋さんの子がクラスにいた.子供銀行というのがあって、小銭をいっぱい持ってくるのだった.それを数えるのを皆で手伝った.

紙芝居おかあさんDSCN3836

働き者のお父さんの突然の死..これからどう暮らしていこうか、というのに、戦争未亡人である妹の子供を預かって可愛がっている.あまり大事にするので、本当の子がヤキモチをやくくらい.

おかあさんDSCN3835

香川京子扮する夢見がちな乙女.でも岡田英次扮するパン職人の息子の恋心に気づかない無邪気さ.

夢見がちおかあさんDSCN3829

「日本のジャン・マレー」と言われた岡田英次がちょっとコミカルな役.思いを寄せている香川京子が花嫁衣裳のモデルになって着付けしてもらっているのをみて早合点.慌てふためく、終わり近くのシーンがなんともおかしい.

おかあさんDSCN3841

モノは豊かになり生活は便利で清潔になったけれど、心のどこかで何かに怯えているような最今.ちょっと油断すると
騙されそうな世の中である.
何もかも疑ってかからなければすぐ騙されてしまいそうな毎日(最近1度騙され、もう一度騙されかかった).

ものの豊かさや便利さ、清潔さなどと引き換えに私たちは日々何かを失っているに違いない.

貧しかった昭和の時代が殊のほか懐かしく思われる.

30代でリアルタイムで見て、未だに色褪せない映画というのは何十本もありますが、「シェルブールの雨傘」もその一本です.昨日、久しぶりにこの映画をホームシアターで鑑賞.

シアターキノで再映のときも見にゆきましたが、ビデオも持っています.「シェルブールオタク」と呼ばれてもいいくらい.
今も検索するとブログにこの映画のことを書いていられる方は多いようです.

ミシェル・ルグランのあのテーマ曲を知らない人はあまりいないでしょう.

室内の色使いも独特です.セロリを生のままかじる食事のシーン.
このシーンも好き!

食事のシーンDSCN3477

今のカトリーヌ・ドヌーブも美しいが、この頃の美しさは世界一.
とくにこのシーンは、求婚する宝石商のカサール氏が「マリアのようだ」、といい、うっとり見とれています.
確かに未婚のまま懐胎したマリアを暗示しているかのようです.宗教のことは詳しくわからないけれど、この映画には宗教的な暗示もあるのではないかと思います(3人の女性の名前が聖女の名前です).


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幸せな恋人を引き裂く悲劇は、反戦映画と取ることもできるかと思います.

再会DSCN3482

フランス旅行で言葉のレッスン、セリフがすべて歌のこのCDを聴きながら、シナリオも読みました.
日常会話も多いので、「初級フランス語講座」のテキストにもなります.

おかげでフランスからなんとか1人で帰って来られました.ほんとです.

対訳シナリオDSCN3485

余談ですが、飛行機で隣り合わせた日本人男性と会話するうち、「ノルマンディを旅してきた」という話をしましたら、「じゃ、シェルブールにも行ってきましたか?」と聞かれました.そのときシェルブールまでは行けなかったのですが、割合近くまでは行っていました.
商社マンというその男性によりますと、この頃、映画の影響でシェルブールへ傘を買いにゆく日本人がいる、ということでした. 私もシェルブールで傘を買いたかったですヽ(*´∀`)ノ.

でも映画で見る限りは、殺風景な軍港の町という感じでした.
ディノス・シネマで「プロミスト・ランド」を見てきました.
マット・ディモンが共演のジョン・クラシンスキーと共同で脚本を書き、監督も・・・・の予定だったが、スケジュール上、断念し、本職のガス・ヴァン・サントに依頼し完成したそうです.娯楽作品ではあるが、実に今日的な問題に踏み込んだ好ましい作品です.ほかのことを何も考えずに見ていてあっという間の106分が終わりました.
「金目でしょ」なんというお方にみせたいような.

思いがけないラスト!俳優がみな魅力的.アメリカ映画の健全さ、という印象.マット・ディモン、いいぞ!

プロミスト・ランドDSCN3465
プロミスト・ランド

先に書いた「ロッタちゃん初めてのおつかい」の原作者アストリッド・リンドグレーンの原作、スエーデン映画.
今から50年前に書かれた物語.
自然豊かなウミガラス島(架空の島ですが)が舞台.わずか50年で、人間の暮らしはなんと変わってしまったことだろう.
悪い方へ悪い方へと.
子供たちからおおらかな暮らしや豊かな自然を奪ってしまった大人.
代わりにケータイやゲーム機を与えてしまった.

自分を含めて便利さと引き換えに大切なものを悪魔と交換してしまったのだ.
もうもとへは戻れない、と思いつつも、このような本当の意味での豊かな世界への懐かしさが胸に迫ります.
シアター・キノで上映中です.

生意気チョルベンさんDSCN3463
水夫さん

帰ったら北欧びいきの理恵さんからまたまたこんな布巾のプレゼントがありました.
前に頂いたのもまだ綺麗なままなのに..もったいないと言わず思い切って使わせていただきます.

庄司理恵さんの布巾DSCN3460

日に日に大きくなるレモンの木.花が咲くのはいつかな・・・・・?

レモンの木DSCN3453